組合について

  香川県東部清掃施設組合は、香川県東部の、北側は瀬戸内海に、南側は讃岐山脈に接する自然環境に恵まれた地域に位置します。
 組合設立当初は、旧大川郡8町、木田郡3町、香川町の12町で構成していましたが、平成14年に旧大川郡西部の5町が合併しさぬき市に、平成15年には旧大川郡東部3町が合併し東かがわ市に、また、平成18年には木田郡の2町及び香川町が、高松市との合併に伴い当組合から脱退したため、現在の2市1町体制となりました。
 総面積は約388k㎡で、香川県全域の20.7%を占め、人口は、約11万2千人で香川県全域の約11.4%です。
 施設整備については、構成団体のうち3町が可燃ごみを町有施設で処理するなど構成市町間における処理対象物の差異に留意しつつ、将来の全町体制を踏まえてⅠ期工事(65t/日×2炉)を実施、平成9年から供用を開始し、また、平成14年には、廃棄物関連法令の改正により町有施設が使用できなくなった3町分の  可燃ごみも処理することとなったため、施設増設整備(65t/日×1炉)工事を実施、同時にペットボトルのリサイクルセンターを整備、平成14年度から供用を開始しました。
 また、当組合に残された重要課題であった処理対象物の溶融処理後に発生する集じん灰の処理については、同年、集じん灰搬送設備を整備し、平成15年度から再資源化施設での処理を開始したことで、中間処理に伴い発生する全てのものが再利用される「ごみゼロエミッション」体制を整えました.
 さらに、構成団体であるさぬき市及び東かがわ市においてそれぞれ実施してきた缶・ビンのリサイクルをより効果的、合理的に行うことを目的に、周辺環境との調和と良好な作業環境に配慮した香川東部再資源化センターを整備、平成26年4月供用開始しました。