
1852年
創業者・藤村米太郎が奈半利町に生まれる。
樟脳や製材、海運などの事業を始める。
1908年
丸三製材捕鯨部設立。
ノルウェー式捕鯨を行うためをノルウェー人砲手ヨル・ゲンソンを採用する。
ヨル・ゲンソンに金7万円を渡し、ノルウェーにて丸三丸(120t)の建造を依頼。
ヨル・ゲンソンは丸三丸で大きな成果を上げ、また泉井守一という名砲手(元太洋漁業取締役)を育てる。
1916年
丸三製材から捕鯨を分離し、藤村捕鯨を設立。
1917年
グループ会社として藤村製絲を設立。
群馬県から教婦3名を指導員として招き、約80名で創業を開始。
全国の製絲会社は4400社を超えていた。
藤村製絲林業部設立。
森林鉄道を活用し、地域経済に貢献する。
1931年
藤村捕鯨を林兼商店(大洋漁業)に買却。
1949年
新式機械を購入し、従業員は220人に増員。
1957年
県下で初めてオートメーション設備を採用し、生産向上を図る。
その後高品質の生糸は龍村美術織物様で美術品として、また皇室の式典等で使用されましたが、一方で化学繊維の発達や養蚕農家の減少により、国内生糸生産は減少する。
1983年
全国最高級品質としてNO.1の評価を得る。
2005年
国内操業停止。
日本の生産量のピークは1930〜40年代で年間4000万kg、2005年頃は20万kgであった。
Fujimura do Brasil S/A(ブラジル)を設立。
2006年
高級ブランド・HERMESに採用される。
2007年
高知県近代産業遺産に選ばれる。
2010年
為替の変動や、生糸の需要減少の為、ブラジルでの操業を停止。




