弊社は先代社長 眞部秀夫が1963年、昭和38年に
大工工事を個人で始め
1967年、昭和42年四月に大工工事請負専門の
真部工務店として香川県高松市南三条町にて起業しました。
数多くの増改築新築等、地元の誠実丁寧な工務店として
50年以上営んでまいりました。
2012年 夏
末期癌を患った父を介護しながら、任された会社を何とか
経営していた時
突然、自分自身の手足に痺れと違和感が襲いました。
その後、香川医大入院。
一ヶ月程でトイレも自力で行く事が困難になってしまいました。
診断名(指定難病十四)慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー
笑ってしまうほど長い病名ですが、略して【CIDP】と一般的には言います。
手足の神経が炎症により動かなくなる難病でした。
直らない突然の難病宣告で、当然死をも覚悟しました。
自分が設計した自分の住宅で、悪戦苦闘を繰り返しました。
手摺やスロープなど、後付け工事でも解決出来ない事も多々ありました。
今の日本での最新住宅やマンションを見てみると
バリアフリーや健康住宅を謳っているにもかかわらず
車椅子や歩行器での介護生活には対応出来ていない事に気付いてしまいました。
そこで、身体障害者になってしまった一級建築士が
困った事を元に、もう一度0から最新の住宅仕様で設計をやり直してみました。
これから住宅建築を考えている方に
『まことの家』を是非、ご覧になってからご検討してみて下さい。
人間は歳を重ねて行くうち、必ず体力や足腰に不安が襲ってきます。
明日、自分や家族がどうなっているかわかる人も居ません。
その為、保険に入るのが常識である現在
家の寸法や仕様に、保険的な考えでプランを考えてみて下さい。
そこで身体障害者になってしまった一級建築士が
困った事を元に最新の住宅仕様を もう一度0から設計をやり直してみました。
■階段が上れません(リハビリ階段は何とか上れた)
■車椅子で自宅の玄関が上がれない
■廊下が狭すぎてトイレに入れない
■手摺が必要な所に取付出来ない
■長期寝たきりになると天井照明で目がおかしくなった
■手摺だらけで、換気が不十分な為、身障者の家に友人を呼べない
設計目標として
●様々な災害から人を守る家
●低コストで国産材
●デザイン性も重視し身障者の家と呼ばれない
●メンテのしやすい住宅設備
●日本の風土 季節 に対応
●長期の高耐久性で末永く愛される家
これから住宅建築を考えている方【まことの家】を是非、ご覧になってからご検討してみて下さい。
人間は死亡率100%です。 必ず体力や足腰に不安が襲ってきます。
明日 自分が家族がどうなるかわかる人も居ません。
保険に入るのが常識である現在、家の寸法や仕様に保険的な考えでプランを考えてみて下さい。
究極のユニバーサルデザインが出来たと自負致しております。
何時か家族や自分が、今の住宅段差や
ドア寸法など苦戦する様に
なるかも知れません。
その前に、転ばぬ先の杖的な仕様で
幸せに暮らせる生涯の家を
考えて見て下さい。
きっと手すりだらけの今の介護住宅
では無い、スタイリッシュで機能的な
『まことの家』に満足出来るはずです。
『まことの家』だけの仕様プラン10例
YouTubeまことの家公開中
プラン01 | まず玄関から各部屋への移動 |
---|---|
設計内容 | 160ミリ以上の段差はスロープを使い、手すりは握力が5kg以下でも使える 腰壁見切り仕様です 手すり形状はオーナーの身長各寸歩手形を取り ベストな形状で工場加工致します 廊下巾モジュールは1,365ミリに設定しました 腰壁は一見普通の内装ですが、後々での手すりが不要になり車椅子や歩行器などで 壁の傷を防止出来る様、十分自分でテストしてディティールを作り込みました 50年手すりを施工し続けて来た真工務店なので、後付をやめ洗練された数奇屋 デザインで統一しました |
プラン02 | 各部屋の床高 |
---|---|
設計内容 | 普通はバリアフリーの場合、段差は設けません でも今の家族構成や健康状態を考慮しながら各部寸法を決めて行きました 玄関ポーチはGL+160ミリ 1階は基本的にはGL+320ミリ 和室と広縁もGL+320ミリ 玄関ホールと土間より直接和室に入れる仕様です 靴を履いたり玄関での応対があれば、和室に腰掛け手すりを持って立ち上がりも 楽になりました |
プラン03 | 2階への階段の仕様 |
---|---|
設計内容 | 住宅階段の標準仕様は13-14段蹴上げ210-250ミリ 『まことの家』の場合、階高を思い切り詰めた上、17段蹴上げ160ミリに設定 踏面もゆったり290ミリを取りリハビリ中の方も、 楽に2階へエントリー出来る まことの家バリアフリー仕様を提案致します 設計モジュール基本寸法は160ミリと一般の910x1.5を基本に、黄金比1:1.618 の倍数を各部設計に取り入れております 階段・障子の桟・建具寸法・標準装備リハビリ肋木など是非探してみて下さい |
プラン04 | 各部屋への入り口ドア仕様 |
---|---|
設計内容 | 和室へはほぼ壁全面障子にて開放出来ます トイレ・家事室・浴室など全ての出入り口は有効寸法 巾800ミリ高さ2,080ミリ 以上を標準設定、歩行器・車椅子はもちろん物を持っても余裕で出入り出来ます 予備部屋・納戸・ウオークインクローゼットなども基本制作建具ですが、 メーカー既製扉で問題無いと考え、後取付け工法にて対応可能です 寸法は狭い一般住宅仕様になるのを避け特注としました |
プラン05 | 床下地根太組仕様 |
---|---|
設計内容 | このこだわりは、長年施工して来た私達が自信を持ってお勧めする仕様です 最近のメーカー仕様では、剛床(針葉樹合板)厚27ミリの上フローリングなど仕上材 を貼る為、工期と手間が省力化出来るので殆どのメーカーが採用しております 当社標準工法として、 105ミリ角大引に45ミリ角根太を303ミリ間隔止、その上に杉板厚12ミリ捨貼の上 フローリング(無垢材)仕上げと昔ながらの在来工法が当社標準です 木材の使用量も多く大工手間も多く掛かってしまいますが、床レベル精度が出る事 一番の理由は歩行感の柔らかさです 万が一の転倒事故でも体へのダメージは最小に抑える事が出来ます |
プラン06 | 天然木材・建材の採用 |
---|---|
設計内容 | 屋根は淡路島産燻瓦・外壁は木質繊維板下地焼杉貼りなど経年変化が美しい仕様 内壁はジョリパット塗・(吉野石膏)下地 漆喰塗り・アイカモイス壁材等、調湿効果 床は天然無垢フローリング・天井は和室に杉板、その他 各部屋の仕様は自由設計となりますが下地には準不燃以上の捨貼が必須です 障子襖は土佐和紙など、窓等も必要な所は木製にこだわって設計しております |
プラン07 | 天井高と照明の仕様 |
---|---|
設計内容 | 作業室や廊下・トイレ空間などと対比する様に 家族の集まるゆったりとしたリビングでは、天井を4m以上 思い切り高く設定、 開放感と広さを演出しました 逆に寝室や和室など座ったり寝転んだりリラックス出来る様、なるべく低い天井を 設定する事でメリハリのある居住空間が生まれました まことの家仕様の 天井には寝転んだ時、直接光が目に入らない様LED間接照明を標準仕様としました |
プラン08 | 住宅設備機器の考え方 |
---|---|
設計内容 | 住宅での必要不可欠なパーツの一つが住設(トイレ・洗面・流し台・浴室)など 日々の生活には必要です なるべく最新の物を選びたい所ですが、これもメーカー既製品の為一定期間後 メンテと交換にになってしまいます 当社が住設メーカー品を使う場合、全て建築後の施工で設計納まり仕様を考え 必要な壁等も後施工工法での仕様です その為、すぐ解体復旧が可能になりメンテ費用は大幅に抑える事が出来る仕様です 少し事前費用が必要にはなりますが、洗面台や流し台、浴室などは在来の 工法にての当社特注自由設計を標準仕様としました 自由設計はメーカーによるユニット工業化されていない為、後々のメンテ交換も 部分的での対応ですむので、もしもの時、地域の一般業者にて修理可能になり 家のメンテに掛かる費用と時間は削減出来ると考えました |
プラン09 | 電気照明その他配線機器について |
---|---|
設計内容 | 私が杖で何とか歩行出来た頃、扇風機や携帯の充電をコンセントに刺そうとして、 何回もこけてしまいました どうしてコンセント、各スイッチ板の位置は今の位置なのでしょうか? そしてデザイン優先なのかエアコン本体、リモコン、操作パネルなど全部隠して 扉等わざわざ開けなくては操作出来ない仕様な住宅も数多く見て来ました 一番大事な事は、不便なく使い続ける仕様で、時代と共に電気設備は大きく変って 行きますので、余裕を持って電気設計する事と建築に組み込まない事です 近年家中にどれだけ多くの家電やパソコン、携帯スマホなどがあるのでしょうか? これらが本当は人の健康を脅かす様々な帯域の電磁波を発生している事は、これら 製品で商売するメーカーを始めマスコミなので、ほとんど取り上げてはいません 日本は福島原発事故以来 放射線には敏感に反応しますが、ヨーロッパでは 電磁波対策が何十年も前より進んでいます 『まことの家』では水廻りパソコンなどの電気コンセントは全てアース付3P仕様です アースを取る事によりかなり低く抑えられますが、勿論それだけでは防ぐ事は 出来ません IH調理器をハロゲンや最新ガス機器に変え、電子レンジの位置と家電位置の最適化 など数多く高い電磁波の防御対策を施しています その為、ソーラーパネルや周辺機器など『まことの家』には有りません これからどうなって行くか分らない物、生活に無くても困らない物は検討を重ね 設計から排除しました |
プラン10 | 趣味やお客様との空間設計 |
---|---|
設計内容 | 最後に空間の考え方です 様々な趣味やお客様との会食 団らんは人生に、生き甲斐や充実感を感じられます 施主様はお一人お一人趣味や家への想いは、違うのが当然です ですからマンションや建売など大量生産的な建物では対応出来ない場合が多いのも 現状だと思います 2011年竣工の北原邸【SYOスタジオプロジェクト】では、ピアニストの方の家で、 古い先代からの戸建住宅の防音工事からお話がありました。 家の事前調査とお話して行くうち2階を含んだ大規模のリフォームを超えた建築 となってしまいました 現在、SYOスタジオは、日々沢山の仲間やお客さんが集まりLIVEやバーベキュー パーティーなど行われ、活気と幸せな空間にとても喜んで頂きました 『まことの家』はそんな施主様の人生にオンリーワンの空間を提供出来る様、 打合せと工程管理には、じっくりと時間を掛けて造って参ります |
※これでまことの家だけの詳細プラン10項目簡単に説明しましたが、貴重な時間を使っての
当ページにアクセス拝読ありがとうございました。
まだまだ語り尽くせない程のノウハウやこだわりを注込んで設計しております。
モデルハウス(前田東町令和元年11月完成予定)を見学依頼される時、当社HPを見た...と営業にお伝え下さい。
【最初にアンケート記入をお願いしますが その後家族様だけでゆっくりご観覧下さい】
その他質問や詳しく聞きたい事があれば、当社営業スタッフにお気軽にご相談下さい。
〒761-0322
香川県高松市前田東町1163-1
TEL.087-884-7575
FAX.087-884-7576