女将は、樹園の周りに生えている植物を利用して自分で作ったモノで、お客様のトラブルを解決したりする事がたまにあります。ここではそんな女将が作ったモノ(薬?)をちょっと紹介していきます。
以前、白いホウセンカの花畑を紹介しましたが、さらに大きくなったので紹介します。
場所が変わってさらに増えました。 この日はよく花が咲いていました。
花のアップです。これからかゆみ止めができるわけですね。自然よ(女将も)ありがとう〜。そして、かゆき止めの置き棚ができました。
こうみると何か薬棚か酒屋にも見えますが、実はホウセンカのかゆみ止めは飲むこともできるのです。つまり、この棚は大量のお酒が並んでいるとも言えるかも…?
あと、この畑にはナスビやしし唐の畑もあります。ここでできる野菜はどれも最高に美味しいですよ〜。
樹園の周りで採れたドクダミを乾かして、ある程度ちぎってタッパに詰めます。
更に細かくハサミで切り、小さくしていきます。後はこれをお茶パックに詰め、土瓶やステンレス製のやかんに入れてお湯出しにします。アトピーなどのアレルギーでお悩みの方にオススメします。
昔、管理人は夏になると決まってジンマシンが発生してましたが、このドクダミ茶を夏に飲みまくったおかげでその年からジンマシンが発生することはなくなりました。一度女将に相談してみてはどうでしょうか?
ホウセンカのかゆみ止めを紹介します。
使用するのは白いホウセンカです。樹園の庭に生えています。種はまだ樹園にあります。欲しい方は電話で女将に相談してみてください(白いホウセンカの種は花屋さんではなかなか売っていません)。
かゆみ止めに使うのは花びらの部分です。一つ一つ丁寧にちぎっていきます。間違っても茎などには傷をつけないように・・・。
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とってきた花びらを・・・。 |
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水気を飛ばすために、紙の上に広げて日陰に干します。 |
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少ししんなりとなったら焼酎(25°)に漬けます。2時間位すると赤くなってきます。 |
このようなホウセンカが、右の写真のように赤〜くなってきます。
後日、上に浮いた花びらを下に沈める感じで花びらを時々押さえる・・・これで完成です。
このホウセンカのかゆみ止めの効き目はかなりのものでして、蚊に刺されたときはもちろんのこと、ムカデやクラゲにも効きます。管理人は以前太ももを小さなムカデに噛まれて死ぬほど痛い思いをしましたが、これを2日間塗ると腫れがひいていきました。花びらを痒いところに貼るようにするのがコツです。
また、クラゲにさされたお子さんがいらした時もこのホウセンカをつけると、その日のうちに治ってしまいました。
最近農山村地域に行く機会が増えたので、このホウセンカのかゆみ止めを使用する機会がものすご〜く多くなりました。その効果は・・・なかなかのものです。虫に刺されまくった学生さんにつけてあげたりしています。自然のものなので、アレルギーのある人でも安心です。
一度試してみることをオススメします。(2007年7月5日)
また、ムカデに噛まれましたが・・・やはり3日程度で痛みが和らぎました。(H24年9月)